JAWS DAYS 2020 ONLINE で配信バックアップでやったことまとめ

鬼滅の刃のフォントを昭和フォントさんがセールやったので使いたかっただけです。ごめんなさい。

エンジョイ!オンライン!

今年のJAWS DAYS 2020 はオンライン開催です。
その中で2020/03/28 に10:00-19:00 でライブ配信イベントが開催されました。

2019のJAWS DAYSがほんとに楽しくってコミュニティ積極的に関わりたくなった私としては、何かお手伝いできないか。ということで、配信のバックアップを自ら名乗り出てやってみました。

結果的に「バックアップまじ大切」という結果になったので、やり方をここに残しておきたいと思います。

バックアップ大切です

単一障害点・SPoF(Single Point of Failure)は避けるべきですよね。今回は配信プラットフォームとしてYouTubeを活用しましたが、そのYouTubeにはそもそも冗長性を担保するためにストリームを2本入力できるようになっているので、そのお話です。

我々の業界だと「現予備構成」と言われるものです。ゲンヨビナッテマスカ。

2本入れておくと勝手に切り替わります

YouTube側の設定

エンコーダ配信をするときにここからコピーしますが、URLが二つあります。

あとは二箇所からそれぞれ、ここにRTMPでアップロードすれば言い訳ですね。
ネットワーク的に、地理的に、電源的に分かれていると完璧ですので、バックアップの私は札幌の自宅からずっとストリームを送り続けてました

ちなみに、この二つのURLですが、全アカウント共通です。ストリームキーが配信ごとにユニーク。

OBS側の設定

URL共通なのでOBSだともうハードコーディングされてる

上記画像はYouTubeを選択したときのデフォルト。
これを「Backup YouTube ingest ssrver」を選択しておくとバックアップ側に送信することができます。

ちなみに切り替わったときにCloudWatch Eventとかでアラームを拾えたりするわけじゃないので、フェイルオーバに気がつくための方法を仕込んでおく必要があります。

今回は、「配信背景を変える」という手段を取りました

左上に「札幌リージョン」の文字が

実際にフェイルオーバしちゃった

朝10時から配信をやって、あとは最後のSAMURAI発表を残すのみ。この辺で切り替わってしまいました。

このとき、今まで配信を行なっていたPCで、配信に加えてパワポを起動してリハーサルをしていました。このときPCの負荷が上がってハングアップしてしまったのだと思われます。

プライマリに戻そうとちょっと試したのですが、見込みがないため、バックアップからの配信に切り替え最後まで配信を行いました。

顛末をジャーニーマンさんがまとめてくれました

反省1・手順の共有をしていなかった

「どうせ、使わないだろう」という緩めの気持ちでいたので、プライマリ側との打ち合わせはとっても簡単に終わらせていました。

実際にバックアップが動いたときにどういう手順になるのか。AWSでシステムを組むときにもバックアップからの復元手順とかRTO/RPOを考えて。とか言ってるわけですから、配信だってちゃんと考えなきゃダメですよね。RTOどれくらいか。あたりを一度やってみるくらいしかできないと思いますが。やってたら視聴者の方をお待たせすることもなかったし、他の運営メンバーにも事前の共有があれば、twitterやコメントでのフォローも違っていたかと思います。

反省2・最終段での音声モニターをしてなかった

これは自宅という環境もあったのですが、反省です。切り替わったあと音声が小さかったとの指摘をいただきました。

OBS(正確にはそこに入力していたsoundflowerからのLadioCastをAuxチャンネル)だけ聞いていて最終段のYouTube側はiMacで薄ら聞いているだけでした。バックアップ側がYouTubeに出る時は黙っていたらないので事前にどこまで確認しているかは考えなきゃいけないのですが、、、

「とりあえず、おおきめで。下げるのはこっち出てきるから」という主旨のコメントをいただいたのですが、正直この発想がなかったので、眼から鱗でした。確かにそうっすよね。

余談

配信と関係ないけど

AWS SAMURAI 2019

AWS Samurai 2019 を AWSさんからいただきました!わーい!

AWS Samurai とは、2011年から続いている制度で、前年のユーザーコミュニティにおける活動において、ユーザーコミュニティの成長およびAWSクラウドの普及に大きく貢献または影響を与えた方々を表彰する制度です。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-samurai-2018/

ただただ楽しく飲んでただけのような気がしてなりませんが、皆さんにとっても感謝です。これについてはまた別エントリで。

AWS SAMURAI 2019
受賞発表 from 札幌リージョン

何が言いたいって、受賞コメントとか喋るときに配信の設定とか上記の音声モニタリングの環境構築とか、なんか設定うまくいかなくて発表者の顔出してなかったけど、これはやはり欲しいよね。とかやってたわけですよ。はい。たのしかったです。

オープニング動画も作りました

各セッションが始まる前に流してもらいました。
わちゃわちゃ言ってるのは、Pollyでライブの全セッションタイトルを喋らせて貼り付けました。

三味線使ってたので「落語の出囃子みたいね」というコメントもいただきましたが、こういうのは演出として好きです。ヌルッと始まるよりは聞いている方も、喋り出す方も心理的な準備が整うと思います。

以上。